ダイジの本に出会ったのはまだ哲学科の院生のころ。
何度も読み返し表紙がぼろぼろになった。
「この世に失明やつんぼの苦しみがあり、病や肉体的苦痛があるということは、五官からなるこの物質世界が、無明の世界・迷いの世界であることを示している。
すべての肉体は老化し、死滅するということは、この肉体世界が、実在していないことを証している。
この変転きわまりない不確かな物質的なこの世に不満も疑いも持たない人々にとって瞑想は不必要である。
この世の不如意と不条理に嘆き、この世の中により素晴らしい不動の生活を実現しようと思うか、この世を越えたそれ以上の世界を切望する人々にのみ瞑想は、無限の力を発揮するのである。」
ここにも世界の非存在が出てきます。インドのベーダンタにもあるし、古代ギリシアのパルメニデスにもありますね。もちろんACIMにも… 何か共鳴していますね。
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