2011年6月5日日曜日

神は悪をも善用す

表題の言葉は実はどこから来たものか忘れていた。

検索をかけると教父・聖アウグスティヌスのエンキリディオンのものだった。

昔中世哲学を勉強していたので頭の片隅に残っていたようだ。

マドモワゼル愛さんのブログを読んでいてこの言葉を思い出した。

名前だけ見ると女性と勘違いする人がいると思うが、西洋占星術の記事などを昔よく雑誌に掲載されていた方、昭和25年生まれの男性だ。

最近はどんな活動をされているのか全く知らなかったが、ブログを見つけて読んでみると結構深い、感心してしまった。

http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi?date=20110602

「被災民の多くは、なぜ食糧が来ないのか、、なぜ毛布が配られないのか、、なぜこんなにひどい扱いなのか、、、という本当の理由を人間的直観力によって確信している。この国は、国を売り、国民を売っている、、、との確信である。そうでなければ、このような対応はありえない、、、という確信である。しかし、思わない方向に物事は動くという面もある。今回の否決によって救われた菅という流れだが、これからが本当に菅が苦しむことになる。詰め将棋の最終段階の中でとりあえずは逃げ回ったものの、最後の落城はみじめなはず。今の流れは、とにかく一度この日本を壊す、、、その後に出てくるものに、神は思いを寄せ、、、その後の完全支配に悪は思いを寄せる。しかし神も悪も求める流れは一度、壊して立て直すことにある。その意味で目的は一致しており、神も悪魔も使う人は同じとある。菅はまさに神からも悪魔からも使われているので奇跡的に長持ちする大事なお役になっている。そういう意味では菅さん頑張れ、ということになるのだろう。もっともっと悪くするまでとにかく頑張れ、、、ということであるのだろうが、凡人の私には受け入れがたい不快さである。それをわかって鳩山は豹変したのだとしたら凄い人物だが、どうも私の買いかぶりだったのかも。まあ、これからの流れがこれでどうなるか。日本はますます大変になっていくことだけは確かだと思う。次の展開はおそらく金融異変ではないか。政治的に最悪の状況はこれでできたわけだから、心おきなく次の事件を起こせる。日本をゆさぶる次の展開を起こせる。おそらく金融異変ではないか。それもそんなに先のことではないだろう。今度こそ、全国民が被害をこうむる。そして次は食糧難か、、、と、次々イベントがあるでしょう。私は信念として、もう人類は悲しみを通さずに次の時代を迎える時に来ている、、、という考えであり、今でもその信念は変わっていない。もう悲劇を通さずとも新たな時代をつくっていくやり方がきっとある。それには、全方位的利益を構造的に作れなければいけない。その意味では、不信任案否決はやむないのだろうが、古い人情体質が面白くないものを感じている私は、まだまだ古い人間なのだと言うことはわかる。悪人も善人もへんな人も全部つかって、全部が面白く、全員が幸福に感じる、、、そういうやり方がきっとある。その際に、へんな人は人の上に立ちたがるだろうから、上に立たせ、まともな人が補佐し、力ある悪人が行動力を発揮し、力ない善人が祈りの力で支える、、、そんな感じだが、まだまだでしょうね、、、そういう時代は。なので、自分の周囲で多少なりともそうした世界をつくって行く楽しさを実践する。まずは自分の中にある色々な感情や価値観をまとめ、全的統一を自分としていく。良い面の自分だけを自分と思わず、厭な面の自分だけをことさら嫌わず、、、統一した中で輝いてくるものに従う、、、まだまだ先は長いということを今回の否決騒ぎで感じた。まあ、ゆっくりいきましょう。」

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