Ennio Nimis の Kriya Yoga - synthesis of a personal experience を読んでいたら、マントラを唱えることが瞑想状態を深めるのに非常に役立つことが書いてあった。
クリヤ・ヨガでプラーナーヤマにおいて用いられるのは主にヴァースデーヴァ・マントラ(Om Namo Bhagavate Vasudevaya)だが、そのほかにも自分に合ったマントラを詠唱することが瞑想の深まりを加速するらしい。
自分に合ったマントラは自分の感覚で探すしかないが、Ennio Nimis のお気に入りはヴァースデーヴァ・マントラのほかにラムダスの用いた8音節のマントラ(Sri Ram Jay Ram Jay Jay Ram Om)だという。
詠唱するリズムとメロディーが分からないので YouTube を見るといろいろある。素人目にはいい感じなのだが、コメントに「ひどいアメリカなまり」とか書き込まれているので、インド人の詠唱を探すことにする。女性だと Anuradha Paudwal が好みなのだが、なかなか見つからない。それで最終的に Yogi Hari の A Garland of Moksha Mantras をダウンロードで購入した。
その中にヴァースデーヴァ・マントラも入っていて、今まで聴いていたのと違って音の長短に狂いが無くて良かった。どういうことかというと、ヴァースデーヴァはクリシュナを指すけれど、その意味はヴァスデーヴァの子。つまりヴァースデーヴァとヴァスデーヴァでは最初の音の長短でクリシュナとクリシュナの父が区別されるわけです。今まで聞いていたカナダ生まれのヨガの師のテープだとお父さんをたたえる詠唱になっていて、これでもいいのかなと思っていたけれど、やはりヴァースデーヴァが本当のようだ。
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