ガヤトリ・マントラはリグ・ヴェーダの 3-62-10 に入っています。
それならヴェーダ・アクセントの付いたテキストがあるはずだと思い、調べてみたらいくつかありました。
初めのオーン・ブフール・ブフヴァッ・スワハの部分はリグ・ヴェーダに含まれていないので、そのあとの部分をアクセント記号付きで表示すると次のようになります。
初めのオーン・ブフール・ブフヴァッ・スワハの部分はリグ・ヴェーダに含まれていないので、そのあとの部分をアクセント記号付きで表示すると次のようになります。
興味深い書き込みを見つけたので紹介します。
http://www.hindudharmaforums.com/showthread.php?t=7605&page=2
ここの Saidevo さんの書き込みが面白いです。
Anuradha Paudwal の発音のおすすめでない点や、svah は間違いで suvah でなければならないなど、いろいろ書いてあります。
彼のアクセント付デーヴァナーガリー表記はこうなっています。
http://www.scribd.com/doc/31402821/gAyatrI-acc
これを見ると、 最初の行のヴィサルガの発音は実際の発音通りにつづられています。
ワレーニャンのレーとプラチョーダヤートのヤーのアクセントは縦棒2本の dīrga swarita (前半は中音で後半高音になる)になっています。
http://www.scribd.com/doc/31402821/gAyatrI-acc
では聞き比べてみましょう。
ラヴィ・シャンカールの Chants of India のガヤトリ・マントラではプラチョーダヤートのヤーは確かに dīrga swarita になっているように聞こえます。
http://www.youtube.com/watch?v=C7IrmkV3mPM
Rattan Mohan Sharma は両方とも dīrga swaritaですね。Unni Krishnan も同様でした。
http://www.youtube.com/watch?v=1MzIPU6qHsU
下のページにヴェーダの学習風景の動画がありますが、ちょうどガヤトリ・マントラの詠唱の練習をしているところがあります。2分ぐらいから「タッサヴィ、タッサヴィ、タッス、タッ、タッサヴィトゥール、サヴィトゥル、ワレーニャン、ワレーニャン…」と、すさまじいですね。
http://ancientindians.wordpress.com/tag/swarita/
0 件のコメント:
コメントを投稿