2009年10月28日水曜日

左右シングル引用符の入力方法

ACIM Urtext の編集をword上で進めていて困ったことに遭遇しました。

修正・加工するのは、Miracles Center.us で拾った URTEXTW6.doc (Urtext_Ready_to_Print.pdf とほぼ同内容) と、ACIM Scholar's Toolbox のHtml 版のテキストをWord にコピーして作ったdocファイル。Urtext のファクシミリ版pdf を見ながら、問題が生じたときはNotes のファクシミリ版pdf と e-text 版pdfをチェックして作業しています。

そうしている内にdocファイルの中に半角の ' と全角の‘’が混在しているのが気になり、整理しようとして嵌ってしまいました。

置換で変えようとして半角の ' アポストロフィ で検索すると、全角の左右のシングルクォーテーションにも一致してしまいます。あいまい検索をオフにしているのに…。

とりあえず虱潰しに検索して一々手入力していくことにして、imeで変換して確定すると、確定したとたん希望の英字フォントにならずに日本語のフォントになってしまいます。Word のフォントのオプションが日本語と英数字用で分かれていて、シングルクォーテーションは全角扱いのようで、入力すると強制的に日本語フォントになる!確定後にまたフォントを変えてやらないと見栄えが悪くなるので、ime なしで入力する方法を調べてみるのですが、なかなか思ったようなものが見つかりません。英数文字しか入力しないのにimeを通すのは鬱陶しく、英米の人はimeを使ってないはずと思うのですが?

いろいろ調べた結果こうなりました。

まずWordの検索ですがunicode やansi のコードで指定するといいようです。 unicode 文字は^unnnn (nnnn は文字コード)で、ANSI 文字は^nnnで検索できます。ヘルプには^Uと大文字で書いてありますが、その通りにすると検索できません。コードの数値も指示がありませんでしたがunicodeもANSIも10進数で入力する必要があります。

シングルクォーテーション入力法
IMEを通さないで入力するのはキーボードのレイアウトファイルを変更することで出来ます。コントロールパネル「地域と言語のオプション」の入力言語のキーボードレイアウト/入力システムで「米国-インターナショナル」を選択します。これで言語バーで入力言語をENに切り替えるだけで入力できます。キーレイアウトはここを参照。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:KB_US-International.svg
私はUSキーボードを使っているので、JISキーボードだと問題が生じるかも知れませんが、右Alt との組み合わせでいろいろ入力できるようになります。

スペイン語みたいに逆さまの!マーク ¡¿ を頻繁に打つ必要のある人は知っているのでしょうけど、調べるのに時間がかかりました。その後Microsoft Keyboard Layout Creator でキーボードレイアウトをカスタマイズし、ダブル引用符もIME無しで入力できるようにして使うことに落ち着きましたが、ここまで来るのに疲れ果てました。

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