2010年2月25日木曜日

ACIM 読み比べ 命と光 Ur.1B24c., HLC 1B27a, FIP 1.III.2.

Text 1B24c に聖書の引用とその解説があります。そこをオリジナルのノートから読んでみましょう。

“Heaven and Earth shall pass away” means that they will not always exist as separate states. My Word, which is the Resurrection and the Life, shall not pass away, because Life is Eternal.
「天と地は滅びる」はそれが分離した状態のままで存在し続けることは無いだろうということを意味する。私のことばは、復活にして命であり、滅びることはない。命は永遠なのだから。

「天と地は滅びる」はマルコ13:31ですね。

これが Urtext になると二つ出てくる Life の最初の方が Light になりました。
「私のことばは、復活にして光であり、過ぎ去ることはない。命は永遠なのだから。」

さてこれはLife が正しいのかLight が正しいのか、どっちでも同じような気もします。さらに HLC を見るとついに両方とも Light になってしまいました。

ヨハネ福音書の冒頭に「始めにことばがあった。ことばは神と共にあった。ことばは神であった。すべてのものはこれによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものは無かった。このことばに命があった。そしてこの命は人の光であった。」とありますから、ことば=神=命=光ですね。それなら命でも光でもどちらでも良いような気がしてきます。

けれども「わたしのことばは、復活にして命である」も引用符はありませんが聖書を踏まえたことばです。
「私は復活であり命である。私を信じるものは死んでも生きる」ヨハネ11:25 はラザロの復活の前に彼の妹たちを安心させるためにイエスが言ったことばとして記録されています。とするとここは光ではなく命でなければならないのです。

さてそれではFIP版を見てみると、なんと、両方とも命に戻っていました。今回はFIP版に軍配を上げることとなりました。

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