2009年6月5日金曜日

ACIM版権問題の背景 4

2003年10月24日、裁定が公布されACIM の版権は、先行する配布によって無効とされ、FIP や FACIM に限定された配布の権利を否定し、7年間に渡る訴訟費用を Endeavor に支払うよう命じました。

この判決は版権についてのみの判断であり、サービス・マークの件は切り離されています。しかしサービス・マークの認可は通常では考えられません。本のタイトルが商標登録されることはほとんどないし、されるとしても版権がなければ商標・サービス・マークの登録は不可能だからです。

この間、コースについて書く人はわずかの引用しか認められませんでした。しかし、FACIM は自らの出版物にACIM から豊富に引用し、それらを究極的なコースの権威の明白な知覚[perception 皮肉でしょうか?ACIM では通常 ego の誤った認識を指します] と見なしました。しかし判事の判決を読み、Judy の正反対の信じがたい証言がコースのインフラを整備する公共事業部の奥深くに送り届けられました。著者達は既に誰にも許可を求めることなく出版する喜びを思っています。教師達はウェブサイトでACIM のクラス開いても、そのプロバイダーが弁護士から脅しの手紙を受け取ることが無くなると夢見ています。

おわり

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これを読むと裁判前後の混乱した状況が見て取れますね。結局お金なんでしょうか。ACIMという文字があるだけで、ウェブサイトが閉鎖に追い込まれたり、脅迫メールが届いたり。チラシにACIMという文字も "A Course in Miracles" という書名も載せることすら出来ませんから、案内状を出すことも出来ず、別の言葉を考え出さないといけません。

Endeavor はカルト的な組織だと聞いたことがありますが、それにさえ負けてしまうとは、やはり神の意志でしょうか?一本のテープの出現が決定的な影響を与えましたが、その出現もタイミングが良すぎるので何か摂理のようなものを感じます。

今は周辺情報はだいたい分かってきたのでACIM 自体に取り組みたいと思っています。分からないところだらけですので。

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